愛していたよ
でんでんむしむしカタツムリ お前の笑顔はどこにある?
匂いが付いてもいいように
また何か思い出すだろう
カウンターに酒瓶を置いて君がふにゃふにゃと突っ伏した。また酔い潰れたよこいつ。口元から涎が蜜のように糸を引いている。もちろん汚い。というかわたしがいるのに寝るな。ため息。酒瓶を見る。「毒」と書いてある。趣味が悪い。ばか。
寒いね、と、きみはぼくにしか見えないところで、ぼくの手を握った
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