Melodies

心なしかさみしいI love U

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

いばらの塔の女の子

いばらの塔の女の子生まれたときから悲しみ知らぬどこへも行けない女の子生まれたときからよろこび知らぬ渡り鳥すら見下ろす塔から明日が来るのを待つしか知らないいばらの塔の女の子自分が生まれた理由を知らぬ

rainy

細くて冷たい初夏の雨わたしの心に降りそそぎ昨日の涙も明日の夢も優しく悲しく濡らしてしまう

天使はあなたを慰めるためだけのコンテンツじゃないの

ANGEL TYPEより詩希

夏を待っている

夏を待っているバスは一年に一度くる夏を待っている彼は三年に一度くる夏を待っている彼女は今年はこれないらしい夏を待っている月は海に姿かくしてゆく

おとこのこ

遠い日の何かの象徴

kizz me,please

一晩限りの痛みならいらないいつかは消える傷ならいらないわたしの首輪をライターで焼いてあなたの小指に鎖でつないで

あなたの身体の名残を手でなぞる

あなたがつけたキスマークが今もいつまでも消えずに残ってしまっているわたしはそれをなぞっては悲しくなる

wonder radio

『魔法をかけるよ』ツイキャスを始めました

星の銀貨

いかないで 星の銀貨 わたしだけのこして夜に 消えちゃわないで

黄色い花束嫉妬の花束あなたにあなたにおくりましょうわたしはこんなにこんなにあなたをこんなに今でもこんなに××しているのに××して××してわたしをころしてわたしをころしてわたしをころしてわたしをおねがいだから××してって言っているでしょう!!!!!…

真昼の言葉達 壱

子どもの頃に家出したとき、二度と帰らないと思ったけれども行き先がなくて遠くへも行けなくてどこへ行ったらいいかわからなくて、自分の無力さに失望したことがありますトイレの鏡に映ってた自分の顔、くたびれて神経質そうで眠そうで不幸せそうで、本当に…

ねこになりたい

優しいきみの腕の中このまま魔法が途切れずにさびしい夜も 悲しい朝もずっと隣においてほしいよ

青白い夏

青白い夏に向日葵は知らん顔で カンカン帽が似合わないわたしは 約束なんて半分しかおぼえてなかった

to me, to you

いつか出会えるかもしれないあなたへ2度と会うことはないと決めたあなたへ行き先の地図を失くしたわたしへ片道切符をポケットの中でくしゃくしゃにしたわたしへ楽しかった昨日の夜へ悲しい朝へ北口改札前から 愛を込めて

いただいたセリフで

いつもは自分で言葉を考えて絵につけたり、好きな言葉から絵を思いつくのですが、昨夜はTwitterでいただいたセリフから絵を描いていました 「あ痛い」 「また、君なの?」こういうお題をいただいて描くのは難しいけれど楽しいです。まるでプレゼンを考えるみ…

真夜中の言葉達 壱

懐に忍ばせた果物ナイフの冷たさが後ろめたくてしかたないからぼくは太陽を待ち伏せして朝の皮を剥こうわたしは自分が健常なのか実は健常でなくなっているのかはどうでもよくて、今のわたしのままでいてほしいと望んでくれる人を求めているだけああ、そうか……

あなたのために

おもちゃ箱が天国だったころわたしはいつでも明日が来るのが待ち遠しくてあなたの帰りを毎日毎日待っていた今ではあなたはわたしのことを忘れてしまったけれどわたしはずっとあなたを待っているんだよ

かみさま いじわる しないで

相対性理論のYOU&IDOL/キッズ・ノーリターンを聴きながら描きましたはじめて相対性理論聴いたけれど、かなりわたし好きですね……旧譜も全部聴いてみたい

恋の夢を見ていた頃

涙さえ、愛おしかった

雪の憧憬

今でもあなたの心には あの日の雪がふっていますか?溶けて流れた雪うさぎさよならだけが浮かんでいた

ココロの腐り

籠に閉ざした ひとみを隠したせめてこのまま 見つからぬよう あなにだけは 見られたくないひとみの中で 廻る感情

世界の果てまで

もう一度ポケモン絵を描くとは自分では思ってませんでした

2012年11月27日

・「今日は気分がいいんだ」・「そろそろ躁鬱病を疑え」・ぼくの部屋で、ぼくと極楽鳥はブラックニッカを飲んでいた。珍しく、今日はぼくから鳥に連絡をした。・「ぼくから話すなら聞いてくれるって言っただろう」・「言わなきゃよかったな」・「付き合えっ…

『I wanted to say I love you』

むかしむかしのお話

雨をやませて

わたしの心の

6月の防波堤

「待ってたよ」 防波堤にやってきたわたしにそう言った彼女の顔は、なんともそっけないものだった。 「そっけないって、これから入水するのに、笑って迎えてほしいの?」 そう言われたらわたしのほうが苦笑するしかなかった。たしかに。これから死ぬ二人が会…

首輪を付けて

それがわたしたちのengage白いお月様の下で永遠という名のbirdcageひと思いに撃ち抜いてよ

名前で呼んで

「飲もう」「今夜もですか、先輩」「ダメか」「酔ってまたケータイ無くさなければ」「大丈夫だ、記憶しか無くさない」「できれば、記憶も無くさないでほしいです」「それは難しいな」「なら、ぐだぐたに酔っても名前で呼んであげませんからね、先輩」「えー…

不謹慎なkiss

口元で感じるあなたの熱吐息は苦くて瞳を閉じたあなたの顔をわたしは間抜けな顔で見つめていた

あなたがいなくなってから

月はゆっくりと 皮を剥いでゆくよ