懐に忍ばせた果物ナイフの冷たさが後ろめたくてしかたないからぼくは太陽を待ち伏せして朝の皮を剥こうわたしは自分が健常なのか実は健常でなくなっているのかはどうでもよくて、今のわたしのままでいてほしいと望んでくれる人を求めているだけああ、そうか……
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。