だらしない部屋について
自分の、ぼくの、部屋は、自分も、他の人も、だらしなくさせる。
というか、ぼくがくつろいだ状態でいる部屋は、なんだかだらしなくなってしまう何かが充満してしまうような気がする。
今まで付き合った女の子達、みんなぼくの部屋だと、一緒に勉強しようとしてもダメだったり、あまつさえ「おまえの部屋にいるとだらける」という子もいた。
別に極端に散らかってるとか、無いと思うんだが。
だけれど、実は自分でも自分の部屋で集中するのは難しかったりする。
たとえばコミティアのサークルチェックは、自分の部屋ではどうしてもできずにコメダに居座ってやったりした。
自分の部屋以外だと、一週間ほど女の子の部屋に泊まったときも、なんだか相手までだらしなくなってた。風呂上がりにブラ着けないでドライヤー使ってたし。
自分は本質的にはインドア派で、外では多かれ少なかれ緊張状態にはなる。
その反動で、気を緩められる部屋では、どこまでも緩んでしまうのだろうか?
人をダメにするソファ、なんてあるけれど、ぼくは自分も他の人もダメにする何かなんでないかと、そんなことを思いながら上記の絵を描いたのだった。